電気療法
電気療法で身体の状態にあわせたケアを行いましょう
Electrotherapy
電気療法で身体の状態にあわせたケアを行いましょう
Electrotherapy
電気療法とは、電気エネルギーを活用した物理療法の一種です。
筋肉や神経に適度な電気刺激を与え、身体のコンディショニングケアを行います。
電気療法といっても、その方法はひとつだけではありません。
当院では3つの専門機器をつかい、TENSやEMS、マイクロカレント療法、ハイボルテージ、立体動態波などで対応します。
症状や身体の状態にあわせて柔軟に対応できる点が電気療法の魅力です。
肩こりや腰痛、筋肉痛などに悩んでいる方や、インナーマッスルを鍛えたいという方は、当院までご相談ください。
こちらでは、電気療法の特徴や内容について詳しくご紹介しています。
目次
Contents
目次
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こんなお悩みはありませんか?
Your worries
こんなお悩みはありませんか?
Your worries
電気療法とはどんな施術なのでしょうか?
Features of the electrotherapy
電気療法とはどんな施術なのでしょうか?
Features of the electrotherapy
電気療法は、ただ電気を流すだけの施術ではありません。
目的や部位に応じて、流す電気の種類を変えながらアプローチしていきます。
筋膜とは
筋膜とは、筋肉を包んでいる膜のことです。
筋繊維だけでなく内臓や神経などを立体的に覆っており、その役割から「第二の骨格」とも呼ばれています。
筋膜には、コラーゲンとエラスチンという成分が含まれており、柔軟性があります。
しかし、不良姿勢やケガによって筋膜に癒着やねじれが生じると、柔軟性が低下して筋膜がスムーズに動かなくなります。
筋膜の癒着によるトラブル
・TENS(経皮的電気刺激療法)
一般的に「低周波療法」と呼ばれているものです。
筋緊張の緩和をはかることで、痛みの軽減につながると考えられています。
また、TENSには痛みの伝達経路を遮断する効果も期待されます。
その根拠となっている説が「ゲートコントロール理論」です。
TENSによって触覚神経を刺激すると、痛覚神経の伝達が阻止され、痛みを一時的に感じにくくなると考えられています。
・EMS(神経筋電気刺激療法)
EMSとは「Electrical Muscle Stimulation」の頭文字を並べたもので、日本語に訳すと「神経筋電気刺激療法」という意味です。
私たちが身体を動かそうとすると、脳からの司令が電気信号に変換され、筋肉に伝わります。
EMSでは、このメカニズムを応用し、外部から筋肉に電気刺激を送ることで、意思とは無関係に筋肉の収縮運動を行わせます。
・マイクロカレント療法(微弱電流療法)
私たちの身体には、「生体電流」と呼ばれる微弱な電流が流れています。
血液の流れや脳、心臓のはたらきなどは生体電流によってコントロールされており、生体電流にトラブルが生じると、不調につながる可能性があるのです。
マイクロカレント療法では、人工的に作り出した微弱な電流を流すことで、不調を防ぎ、身体のコンディショニングケアを行います。
電気療法はさまざまな不調の改善が期待できます
Expected effects
電気療法はさまざまな不調の改善が期待できます
Expected effects
電気療法は、アスリートのコンディショニングケアとしても取り入れられている施術です。
おもに次のような効果が期待できるといわれています。
電気療法は、まひが残った場合のリハビリテーションのひとつです。
まひは、神経のはたらきが低下していることが一因として考えられます。
そのため、継続して電気刺激を与えることで神経経路が活性化し、まひした部分が再び動くようになる可能性があります。
肩こりや腰痛の場合、筋肉のこりによる血行不良が痛みを強めているケースも少なくありません。
電気療法ではそのような筋肉のこりをほぐせるため、一時的に血行が改善され、症状が楽になる可能性があります。
また、ゲートコントロール理論に基づき、痛みの経路をブロックする作用も期待されます。
人体に備わる生体電流には、組織の修復を促す作用があるといわれています。
電気療法の一種であるマイクロカレント療法では、その生体電流と似た電流を人工的に流し、組織の修復や運動後のクールダウンをサポートします。
筋肉は、ポンプのように収縮・弛緩を繰り返すことで、血液の循環を助けています。
そのため、運動不足やデスクワークなどで筋肉が硬くなってしまうと、血行不良を招くことがあります。
電気療法では、電気刺激によって筋肉の収縮・弛緩を繰り返せるため、筋肉の硬直から生じる血行不良が改善しやすくなります。
筋肉は、アウターマッスルとインナーマッスルに大別されます。
アウターマッスルは意識的に動かせる筋肉ですが、姿勢の維持に関わるインナーマッスルは一般的な筋トレではなかなか鍛えられません。
しかし、電気療法のEMSであれば、アウターマッスル・インナーマッスル問わずトレーニングすることが可能です。
淵野辺KoKo接骨院の電気療法
Electrotherapy at Fuchinobe koko
淵野辺KoKo接骨院の電気療法
Electrotherapy at Fuchinobe koko
ハイボルテージ
痛みの場所を探るために効果的な方法です。
150V以上の高電圧を流し、電気刺激を深部組織まで届けます。
肩こりや腰痛など、身体の痛みが気になっている方におすすめです。
マイクロカレント
体内に流れる「生体電流」に似た、微弱なレベルの電気を流す施術です。
組織の修復や疲労感の軽減に役立つといわれています。
刺激がマイルドなので、電気特有のピリピリ感が苦手な方でも行いやすいです。
フェイシャルにも行うことができ、表情筋のトレーニングが期待できます。
立体動態波
3対の異なる周波数の電流を体内で干渉させることで、立体的で複雑な電流のうねりを生み出します。
深部にある筋肉のこりもケアできるため、ケガの予防やパフォーマンスの向上などが期待できます。
EMS
体幹を鍛える筋力トレーニングの一種として人気の施術です。
エネルギー消費量が多いインナーマッスルを中心にアプローチすることができ、他の施術と組み合わせることで、相互作用が期待できます。
ダイエットや体型維持に関心がある方におすすめです。
低周波
硬くなった筋肉を緩めたり、血流の改善を目指したりする施術方法です。
興奮した筋を落ち着かせることも可能で、幅広い症状に行えます。
電気療法における注意点
Important point
電気療法における注意点
Important point
電気療法を希望される方は、あらかじめ注意事項に目を通しておきましょう。
次の事項に当てはまる方は、体調を崩す可能性があるため、電気療法は控えましょう。
・体内にボルトや金属を入れている方
・悪性腫瘍のある方
・心臓に障害をお持ちの方
・妊娠初期の不安定期または出産直後の方
・体温38℃以上(有熱期)の方
・ペースメーカーを使用している方
・血管の病気がある方
・当日飲酒している方
電気療法の副作用
個人差がありますが、施術中にピリピリとした刺激を皮膚に感じることがあります。
電気ショックのような強い刺激は伴いませんが、電気特有の感覚を苦手に感じる方もいらっしゃいます。
とくに、フェイシャルの場合、金歯やインプラントなどの処置を行っていると、響くような感覚を覚える可能性が高いです。
電気の強さは調整できるので、刺激が気になるようであればご相談ください。
その他の注意点について
整形・美容などの外科手術を受けた部位や、ダウンタイムを必要とする施術を受けている場合は電気療法を行えないことがあります。
医療機関や美容サロンなどで施術を受けている方は、あらかじめご相談ください。
電気療法に関するおもなQ&A
Q&A
電気療法に関するおもなQ&A
Q&A
電気療法は妊娠中や産後でも行えますか?
胎児や身体への負担が心配されるため、妊娠初期の不安定な時期や産後直後はお控えください。
電気療法に副作用はありますか?
感じ方には個人差がありますが、ピリピリとした電気特有の刺激を伴うことがあります。
電気療法に保険は適用されますか?
保険が適用できるかは症状の種類によるため一概にはいえません。
保険の適用を希望される方は、あらかじめご相談ください。
電気療法には、どのような種類がありますか?
TENSやEMS、マイクロカレント療法、ハイボルテージ、立体動態波などがあります。
電気療法の禁忌を教えてください。
体内にボルトや金属を入れている方、悪性腫瘍のある方、心臓に障害をお持ちの方、体温が38℃以上(有熱期)の方、ペースメーカーを使用している方、血管の病気がある方、当日飲酒している方などは禁忌とされています。
電気療法は強いほうがいいですか?
刺激を強くすると、筋肉に力が入り、かえって逆効果になることがあります。
そのため、身体の状態に合った強さで実施します。
電気療法はどのような症状におすすめですか?
肩こりや腰痛、太もも・ふくらはぎの肉離れなどにおすすめです。
電気療法はどのくらいの頻度で受けたらいいですか?
痛みが強い場合は、週に数回継続して受けることをおすすめしています。
電気療法は毎日受けられますか?
電気療法は毎日受けても大丈夫です。
電気療法を行えない部位はありますか?
傷口がある場所や心臓、陰部、頭部などには原則として行えません。